動画のファイルフォーマットについて
PI部プロダクションセンター課の佐藤です。
エンコードを主に担当しております。
今回はエンコードサービスをより理解しやすいよう、
エンコードに関する基礎知識を数回に分けて、説明したいと思います。
今回は「コンテナファイルフォーマット」についてです。
コンテナファイルフォーマットとは、どういうものなのでしょうか?
簡単に説明するために図1をご覧ください。
図1
図1を見てわかるようにその名の通り、「入れ物」で、
映像データや音声データなど、
独立して存在するデータをまとめて格納するためのファイルフォーマットです。
他にも再生に必要な映像と音声の同期データや映像タイトルや
著作権情報などのメタデータなどを格納できます。
つまりプレイヤーで再生するため、編集ソフトで編集するための
情報(映像、音声、メタデータ等)を格納する(保存する)
ファイルフォーマットとなります。
では、コンテナファイルフォーマットには主にどんなものがあるか見てみましょう。
◆WMV:WindowsMediaPlayer用のコンテナファイルフォーマット
WindowsがインストールされているPCであれば、確実に再生される。
(※欧州向けのWindowsだとWindowsMediaPlayerがインストールされていない
バージョンもあるので再生ができない場合があります。)
◆FLV:FlashPlayer用のコンテナファイルフォーマット
Youtubeやニコニコ動画などのユーザー投稿型の動画配信で
使用されていることが多い。
◆MPEG:Moving Picture Experts Groupというワーキンググループが開発した
動画ファイルフォーマット
地上デジタル放送、ブルーレイ、DVDなど幅広く使用されている。
MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4など種類が豊富。
◆MP4:MPEG-4のコンテナファイルフォーマット、主にYoutubeやニコニコ動画などの
ユーザー投稿型の動画配信で使用されることが多い。
また、ブルーレイなどの動画圧縮形式として使用されている「H.264」も
このファイルフォーマットで作成が可能。
◆AVI:Windows標準のコンテナファイルフォーマット
「Adobe Premiere Pro」に代表される編集ソフトでは、
主にこのファイルフォーマットを使用して、編集を行う。
また様々な動画圧縮形式の保存に使用される。
その他に「rm,mov,m2t,m2p,mxf」などかなり多くの種類がありますが、
上記のコンテナファイルフォーマットを覚えていれば、
ストリーミング動画関連は問題はないと思います。


勉強になりました、この次が大変楽しみです、又の機会を宜しく。
投稿情報: 吉野 典明 | 2009年10 月21日 (水) 11:45