Web動画の見せ方~画角(サイズ編)①
映像制作課の伊東です。
Web動画は、放送の規格にとらわれることなく、
自由な大きさとレイアウトで、尺も気にすることなく、どのような品質でも
制作した動画を公開することが出来ます。
今回は画角(サイズ)について、他社様の事例も交えながら
効果的な動画の表示についてご紹介して行きます。
■画角サイズの自由度拡大背景
インフラの充実やストレージが安価になってきたこと、FLVの使い勝手の良さ、そして、放送でもHD化が進んできたため、ネットでの動画もより大きく、より綺麗に表示させる方向で、幅が広がってきています。
Youtubeでも2009年2月頃から「HD」や「HQ」といったボタンが追加され、大きく、綺麗な映像を見ることが可能になりました。
他の動画共有サービスでも前後して今では当たり前のように、エンドユーザーの視聴環境次第で高画質な映像を視聴することが可能になっています。
綺麗な動画が見たいのは当然のこととして、その画質をある程度保ちながら画面いっぱいに見せることが出来れば、デスクトップ上の余計なものは映らなくなり、視聴者を動画に釘付けることが出来るでしょう。ひいてはそのサイトの世界に引きずり込む期待ができます。
■ブラウザ画面いっぱいに動画を使用してるサイト例
ここで他社様の制作事例になりますが、非常に判りやすく秀逸な事例として紹介したいと思います。
まずは、タイ航空のキャンペーンサイト「THAI BARGAIN!」です。
キャンペーンサイトに入った途端、ブラウザ画面一杯にオープニング動画が、フラッシュカットで表示されます。タイ旅行を非常に楽しんでる様子が期待感を煽る作りとなっています。
このキャンペーンサイトで素晴らしいのはこの効果的なオープニングに留まらず、インデックス画面の背景に並べられた一見壁紙のような一枚一枚の絵がムービーにもなるところです。
オープニングのフラッシュカットの詳細がここで見ることが出来ます。
動画の大きさもバラバラで大きいものや小さいものがちりばめられていますが、このページによく馴染んでいるため、サイズの違いはまったく気になりません。
非常にリッチで楽しい仕上がりになっていますが、動画自体はほとんどカット編集であり、旅の一場面を切り取ったものであるため、制作コストを抑えながら、視聴者にはライト感覚で気軽に動画を見せることが出来る作りになっています。
次にご紹介したいのが、「THE AXE EFFECT」です。
こちらもインデックスの背景に画面一杯に動画を流し、強烈なアピールをすると同時に、TVCMについては背景動画と切り替えることでシームレスに見せています。
コンテンツのAXE RESEARCH LABでもブラウザ画面を目一杯使って動画を流しています。
このコンテンツの企画に則り、登場する女の子を等身大に見せることによってリアル感を出そうとしていることが伺えます。
ちなみにこのサイトでは動画に全て斜めもしくはドット上の網目が掛かっているのですが、これは圧縮が掛かり一部ブロック状になったノイズや荒くなったエッジをごまかすために施されています。
弊社の事例でもこの手法を取り入れたことがあり、その一部を網掛け有り無しで見てみてください。
左が網掛け有り、右が無しです。
いかがでしょうか?画面は若干暗くなるものの、網掛けした方がエッジはシャープに、ノイズも気にならない程度に馴染んでいるように見えませんか?
いずれこのようなごまかしが不要になる時が来るとは思いますが、現状のインフラ、ユーザーの視聴環境を配慮した工夫の一つとして紹介させていただきました。
次回は画角(サイズ)編②ということで、表示する動画の形について記述したいと思います。


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