エンコードの基礎知識 【1】キャプチャ
PI部プロダクションセンター課の芥川です。プロダクションセンター課では、エンコードやePresenterを中心にパッケージのクリエイティブサービスを提供しています。
ここでは、Jストリームのエンコードサービスについて、工程に従って数回に渡って説明していきたいと思います。今回は「キャプチャ」です。
キャプチャとは映像信号をデジタル信号に置き換えて、ファイル化することです。それではまず、どのような機材を用いているのかをご説明しましょう。
(1)映像を再生するデッキ
(2)キャプチャボード
(3)映像伝送ケーブル
(4)映像編集ソフト
(5)マトリックススイッチャー
(1)「映像を再生するデッキ」は、地デジでお馴染みのハイビジョン放送用の素材を再生するHDカムデッキから、一般用のDVDやVHSデッキまで様々です。現在、Jストリームで対応している主な素材は以下の通りです。
VHS、S-VHS、MiniDV、DV、DV-CAM、HDV、βカム、βカムSP、デジタルβカム、HDカム、DVD(DVD-Video)
(2)「キャプチャボード」は、キャプチャの肝となる機材で、まさに映像信号をデジタル化するためのものです。
デッキから出力される信号を劣化無くファイル化しています。
(3)「映像伝送ケーブル」は、再生デッキとキャプチャボードを物理的に接続するためのものです。映像伝送の規格によりケーブルの種類にも違いがあります。
(4)「映像編集ソフト」のアプリケーションも当然必要です。WINDOWS XPなどにプリインストールされている「WINDOWS ムービーメーカー」もキャプチャができるソフトのひとつです。
(5)「マトリックススイッチャー」は、種類の違う複数台の再生デッキと複数台のキャプチャPCがあるときに、それぞれのデッキの映像をすべての PCでキャプチャできるように、映像の入出力をコントロールする機材です。これを使うとあるひとつの映像を2台でキャプチャすることも、5つの別々映像を 5台のPCでそれぞれキャプチャすることもできるスグレモノです。もちろん、こちらもHD-SDIに対応しています。
とりあえず、皆さんのご家庭でも(1)~(4)まであれば、キャプチャは出来ますので、興味を持たれた方はぜひチャレンジしてみてください。キャプチャの手順については編集ソフトのマニュアルなどで確認してください。
さあ、映像をファイル化するところまで出来ました。次は、編集ソフトを使って、エンコード前の元ファイルを作ります。次回をお楽しみに。



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