Web動画(ビデオ)の視聴ログ計測・つづき
営業企画・井筒です。
前回の動画(ビデオ)ログの計測についてのお話の続きです。
引き続き、SiteCatalyst を例に、動画ログ計測では、こんな情報も入手できますというお話しです。
下記のグラフは、弊社社長の会社説明動画(動画尺1分56秒)のビデオ滞在時間のグラフです。
真ん中が飛び出ていますが、1分30秒~1分50秒間視聴した人がほとんどという結果になっています。さらに、動画の尺以上の、2分~4分という長時間視聴しているユーザーも若干数ですがいることがわかります。
これだけ見ると、1分56秒の動画に対して、ほとんど全部しっかり見てるんだな、と思ってしまいますが、もうちょっと細かく見ると、解釈が異なってきます。
下記のグラフは、この1分56秒の会社説明動画のどこの部分がどれだけ見られたのかを表すグラフです。
これを見ると、動画の前半1分くらいの間が横ばいで見られて、1分を過ぎたあたりで、がくんと落ち込んでいることが分かります。つまり、ビデオ滞在時間が1分30~50秒と言っても、動画の全体をまんべんなく見ているわけではなくて、前半1分間の部分を繰り返し視聴している可能性があることがわかります。
別の例を見てみましょう。
これは、比較的長尺の4分16秒の動画の閲覧ビデオセグメント(どこがどれだけ見られたか?)のグラフです。
ぱっと見、動画の頭からどんどん視聴数が減って、最後まで見てる人が少ないなあ、という風に捉えられるグラフですが、この動画のビデオ滞在時間を見てみると、
たしかに、1分30秒以内の滞在時間に山が来ていて、動画を全部見ていない人が多いということが確認できますが、3分~4分30秒間というところに も、もう1つの山が出来ていることがわかります。動画の後半が見られていることは少ないかもしれませんが、全体として、3分~4分程度視聴したという人 も、それなりの割合いるということが言えるでしょう。
もう1つ。
今度は短い動画の例です。
下記のグラフは、30秒の商品紹介動画の閲覧ビデオセグメントのグラフです。
これもぱっと見、動画の最初の方しか見られていないという風に一瞬見えますが、実はグラフの縦軸の基点は、0ではなくて100です。(縦軸のてっぺんは120です)
つまり、動画を最初から最後まで見た人がほとんどで、上記のグラフはそのわずかな視聴差異について見ているものになります。
実際、この30秒の動画のビデオ滞在時間を出すと、
このとおり、30~35秒間のところにほぼ集中します。
Web上で、映画や音楽PVなどのエンタメコンテンツではない、いわゆる商品説明などのマーケティング目的の動画を活用する場合、どれくらいの尺が 適当か、よく企画段階で検討されますが、実際にその仮説どおりに視聴されているかチェックし、たとえば、「前半は見られるんだけど、後半が息切れしてるみ たいだなあ」という場合は、思い切って、半分にちょん切ってしまうとか、「開始直後にガクンと減ってる」という場合は、無用な演出をカットして、すぐに本 題が始まるようにカットしてしまうとか、動画を1から作り直すのはナンセンスですけど、ちょっとした簡単な編集で、効果を改善することができるかもしれま せん。
「動画コンテンツはアクセス数しか見てないよ。」という方、ぜひ、もう一歩突っ込んだ解析にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
# リッチコンテンツや動画の視聴解析にご関心があって、ログの共有や解析ツール
の協力提供など、ご協力いただける企業のご担当者の方がいらっしゃったら、
ぜひご連絡ください。
次回は、ライブストリーミングのログ計測について、ちょっとお話ししてみようと思います。






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