Flash Videoのプレイヤー開発について
システム開発部 ASP開発・カスタマイズチームの川上です。
Jストリームでは動画配信にWindows Media、Real Media、QuickTime、Flashを採用しておりますが、私は主にFlashで動画配信するためのプレイヤーを開発しております。
本稿では、私が担当しているFlash Videoのプレイヤー開発について、全3回に渡って
ご紹介してきたいと思います。
1.Flash Videoのキホン
2.Flash Videoのプレイヤー作成
3.Flash Videoのセキュア配信
第1回目の今日は、
「Flash Videoのキホン」 です。
まずは、Flash Videoの特徴をご説明致します。
■Flash Videoの特徴
Flash Videoを再生するにはFlash Playerがインストールされていれば、再生することが
可能です。
Flash Playerはインターネットに接続されたパソコンの 99 %以上にインストールされ
おり、数多くのデバイス端末にインストールされているので、さまざまなシーンで閲覧
することが可能なので、Flash Videoを導入する方が年々増加しています。
(Adobe Flash Player Version 普及率)
もうひとつの特徴として、Flashでリッチなデザインとインタラクティビティを含んだ
画面の中にビデオを埋め込む事ができるということです。
続いて、Flash Videoのコーデックについてご説明致します。
■Flash Videoのコーデック
一言でFlash Videoと言っても、Flash Playerで再生できるビデオコーデックは3種類
存在し、Flash Playerのバージョンによって再生できるビデオコーデックが異なりますので、
配信する際に、各々の特徴と使用用途を理解した上で扱うように心がけて下さい。
以下がコーデックの種類と特徴です。
・Sorenson Spark Pro (それんそん・すぱーく・ぷろ)
視聴環境:Flash Player 6以上で視聴可能
拡張子 :FLV
特徴 :Flash Player 6および7の標準ビデオコーデック
視聴可能ユーザー数を少しでも多くしたい場合に利用
・On2 VP6 (おんつー・ぶいぴーしっくす)
視聴環境:Flash Player 8以上で視聴可能
拡張子 :FLV
特徴 :高画質かつ軽量で、アルファチャンネルに対応しています
PIP などで利用が可能
・H.264 (えいち・にー・ろく・よん)
視聴環境:Flash Player 9,0,115,0以上で視聴可能
拡張子 :F4V、MP4、M4A、MOV、MP4V、3GP、3G2
特徴 :Sorenson Spark や On2 VP6 ビデオコーデックよりも、高品質の
ビデオが低いビットレートで提供できる
続いて、動画の配信方式についてです。
■Flash Videoの配信方式
Flash Videoの配信方式には大きく分けて、ダウンロード配信とストリーミング配信が
あり、ダウンロード配信の中にはダウンロードとプログレッシブダウンロードの2種類
があります。
以下が動画配信方式の特徴となっています。
▼ダウンロード
配信:Webサーバーから配信
特徴:ファイルのダウンロードが全て完了してから再生が始まる
クライアントにファイルが残る。(キャッシュに残る)
HTTPを使った配信なので利用できる環境が多い
一度ダウンロードすればオフラインでも再生できる
▼プログレッシブダウンロード
配信:Webサーバーから配信
特徴:ファイルをダウンロードしながら再生する
クライアントにファイルが残る(キャッシュに残る)
動画配信用の専用サーバーではない為、サーバーに負荷がかかると、途中で
固まったり、途切れてしまう
例 :YouTube (http://jp.youtube.com/)
▼ストリーミング
配信:ストリーミングサーバー(Flash Media Server)から配信
特徴:ファイルをダウンロードしながら再生する
クライアントにファイルが残らない(キャッシュに残らない)
視聴時間のログを取得することが可能
Jストリームでは、Flash Media Serverを利用した負荷分散配信ネットワーク
を構築しており、動画をスムーズに再生できる環境をご提供しております。
(Jストリームが提供するストリーミングサーバー)
次回は 「Flash Videoのプレイヤー作成」 について解説致します。
ご期待下さい。


コメント